2014年2月

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キルティング生地、中厚手生地について先日解説しましたが、「薄手」にカテゴライズされる生地についても。

薄手生地については入園、入学準備用品を作る場合にはちょっと注意が必要です。

では、見てみましょう。

薄手生地の種類

薄手生地と一口にいいましても、これもまた多くの種類があります。

キッズ向けの柄でよく見る薄手生地といえば、代表的なものは

・シーチング
・CBポプリン
・ブロード

あたりです。

どれも薄手。
光にかざすと透け感があります。

参考までに写真を見てみてください。

シーチング

CBポプリン

ブロード

シーチングとポプリンは結構似た感じの質感です。
ブロードに関しては上2つよりももっと毛羽立ちが少なく、さらっとした生地です。
お昼寝布団用のシーツなんかを作られる時に最適な生地ですね。
お洗濯してもすぐ乾くし、夏はさらっとした感触で気持ちよく寝られそうです。
その代わり冬はヒヤッとする感じになりそうな生地なんです。

どのくらい薄いの?

手にとって見ると「なるほど~」とお分かりいただけるのですが、なるべく感覚的にご説明すると、

・夏の服にしか使えない感じ

・スカートに仕立てるとフリルがキレイに出そうな感じ

・エプロンにするにはちょっと薄い?

・スモックに仕立てると、泥が染みて服まで達しそうな感じ(でも夏は涼しい)

・1枚で巾着にすると弱すぎる感じ

「1枚で巾着にすると弱すぎる感じ」というのがミソです。
個人的には、これらの薄手生地を使って巾着を作る場合には、裏地必須だと思います。
たまにキャラクターの既製品で、ブロードで作った巾着を見かけるのですが、「これ大丈夫かな~!?」と店長は老婆心を発揮してしまいます。

100歩譲って、シーチングやポプリンに関しては、コップ入れくらいの巾着なら1枚仕立てでもなんとか持ちこたえそうです。
ブロードはその大きさの巾着でも、ちょっと強度的に厳しそうです。

薄手生地のメリット

さて、入園入学グッズにするには注意が必要!と言ってきました薄手生地ですが、もちろんメリットがあるので愛されているのです。

店長が思う薄手生地のメリットとは・・・

柄が圧倒的にキレイ、かわいい!

ということです。

おそらく織りと印刷の問題なのでしょうが、オックスフォード生地(オックス生地)や帆布(キャンバス生地)では到底出せない、細かくて繊細な柄がプリントされています。
薄手生地には細目の糸で詰まった織りを施してあるので、細かいプリントが乗りやすいのではないでしょうか。
(すいません、印刷、繊維関係の方、違ったら教えてください!)

te-tteでも取り扱いのある「いちごのボーダー」シリーズ。
こちらは当店で1番人気の薄手生地のひとつです。

小花やいちご、レースなどの細かい模様がとてもリアルに、キレイにプリントされていますよね。
裏地付きの巾着で仕立てが少し難しくなるのですが、この素敵プリントの吸引力で、衰えない人気を誇る定番生地に育ちました♪

メリットその2としては、

針が通りやすい、仕立てがラク

ということも挙げられますね。

特にキルティングになった時に顕著なのですが、
 オックス生地+中綿+薄手生地
・・・という構成で仕立てた「オックスキルト」に比べて、
 シーチング生地+中綿+薄手生地
で仕立ててあるシーチングキルトはミシンでもずいぶん縫いやすい。
ある意味、初心者さんにおススメの生地なんですね。

最後にメリットその3。

価格が安い~!

重要なことですね(^-^;
生地のデザインによっても価格はさまざまですが、一般的に薄手生地の方が価格が安いです。
だいたいオックス生地の70%前後くらいの価格かな?
オックス生地が900円/mくらいだとしたら、シーチング生地は630円前後で販売している感じですね。

ただし!
上で申し上げましたように、薄手生地は裏地が必要になる場合が多いので、トータルのコストとしては、肉厚の生地より高くなってしまうこともあります。(^-^;
ご注意を!

te-tteのキットは、薄手生地巾着の場合、すべて裏地をお付けしています。
ぜひ色鮮やかでかわいい柄の多い生地選びを楽しんでみてくださいね♪

 

【こちら↓も人気の薄手生地です。お花畑のどうぶつたち

生地の種類については、前回 コチラ で解説しました。

さていよいよ選び方ですね。
とはいえ、それぞれの生地のメリットとデメリットを知らないと選択出来ませんよね(^_^)
今回は、キルティング生地と中厚手生地を比較してしましょう!

キルティング生地のメリットとデメリット

 

 

キルティング生地のメリット

  • メリット:とっても丈夫。
  • メリット:重い物を入れても型崩れなし。
  • メリット:クッション効果があって中身を守る。
  • メリット:裏地が不要で作るのがカンタン

キルティング生地のデメリット

  • デメリット:価格が高い
  • デメリット:洗濯後に乾きにくい
  • デメリット:生地の種類が少ない
  • デメリット:ちょっと見た目が子供っぽい
  • デメリット:分厚いからミシンで縫いにくい



普通に生地屋さんで購入した場合、キルティング生地はおおむね中厚手生地の2倍くらいの価格です。
綿を挟んで加工する分、原価が高いんですね。
 
これがつまり4つめのデメリット「生地の種類が少ない」につながっているんです。

メーカーがキルティング加工済みの製品を販売していない場合は、
生地屋さんが独自に加工を行うこともあります。

だいたい12m単位で工場に加工依頼するので、超人気で売れ残らなさそうなものしか加工に出せません。
 
「この生地のキルティング生地はありませんか?」というお問い合わせをいただく事も多いんですが
キルティング生地の種類がそもそも少ないのはこういう理由なんですね。

ご希望に添えずスミマセンm(_ _)m
 
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中厚手生地のメリットとデメリット


次に普通生地(中厚手生地)のメリットとデメリットです



 

まずは、

中厚手生地レッスンバッグのメリット

  • メリット:小さく折りたためるから持ち運びがカンタン。
  • メリット:大人っぽい見た目なので年齢が上がっても使える。
  • メリット:お洗濯後に乾きやすい。
  • メリット:ミシンが無くても頑張れば手縫いで作れる。

 

個人的には、小学校の子供には中厚手生地のレッスンバッグをもたせたいと思っています。
なぜなら、小学生にとってのレッスンバッグは補助バッグとしての役割が大きいから。
学期末に荷物を持ち帰ったり、校外学習の時にサブバッグとして使ったり。
そういうシーンを考えると、小さくたたんで持ち運べる中厚手生地がベターかな?と思うのです。

 

中厚手生地レッスンバッグのデメリット

 

  • デメリット:丈夫度、長持ち度はキルティングに劣る。
  • デメリット:伸びやへたりが出やすい。
  • デメリット:裏地付きのものは作るのが少し難しい。

お使いになるシーンによってはガンガンお洗濯する必要があるかも。
そういう時には、洗濯後の乾燥がすごく重要ですので、中厚手生地はオススメですね。

あとは入れるもの。

着替えや軽いものを入れて使う時には問題ありませんが、
絵本を入れっぱなしにするなどの場合には、中厚手生地のバッグではヘタリが気になるかも。
そして重要な製作難易度!
裏地をつける工程も、te-tteのオリジナルマニュアルで詳しくご説明していますが、
「自信がない・・・」という方は、裏地不要のキルティングがいいかもしれませんね。

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年齢と使うシーンを考えて選んでみましょう♪

 

さてさて、メリットとデメリットが出揃ったところで、どちらか選んでみましょう。

まず基準にしたいのは、お子さんの年齢です。
年齢の低いお子さん向けには、多くのキルティング生地が販売されています。

また、幼稚園、保育園の子どもたちは結構ムチャな持ち歩きをしたり(^_^;)
ブンブン振り回したりしますよね。

なので、キルティング生地を選ぶのがベターだと思います。

 

小学生以上のお子さんにとっては、レッスンバッグは学期末の荷物の持ち帰りや
着替え、行事の時のサブバッグ的に使うことが多いようです。
そうなると、ランドセルに畳んで入れやすいかどうか、という点も重要ですね。
(店長もこの点を考えて、小学校の子供には中厚手生地でレッスンバッグを作ってあげました。)

 

一方、学校の机の横に借りた本を掛けておく「図書館用バッグ」として使う学校も。
この場合、机の横にかけておいてもへたりにくいキルティングがオススメですね♪

年齢、使うシーンに合わせて、ぜひお子さんにピッタリの生地を選んであげて下さい!
(結局どんなシーンにも合わせて使えるように、2種類用意すればいいのかもですね ^^;;)


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入園準備の手作り品もいろいろあります。

一番メジャーで、ほぼ間違いなく「作るリスト」に入っているのは、「レッスンバッグ」「手提げ袋」じゃないでしょうか。

小学校でも「絵本バッグ」として用意する必要があったりしますね。

お客様からよく質問されるのは「生地の種類はどう選べばいいんでしょう?」という事です。

今回は、レッスンバッグを作る場合の生地について、主なものを見てみましょう。

レッスンバッグ用の生地とは

レッスンバッグ作成用の生地としては、

・キルティング
・中厚手生地(オックス生地、キャンバス生地、カツラギ、ハーフリネン生地など)

の2種類があげられます。

キルティング生地とは

幼稚園や保育園のバッグでは、「キルティング生地」を指定される場合が多いですね。

キルティング生地とは、表地と薄手の裏地の間に、フカフカの綿を挟む。

更にそれがずれないようにマス目状にミシンがけしたのがキルティング生地。

分厚くて、価格も高いのが特徴。

ちなみに、コチラ↓がキルティング生地(裏地無し)で作成したバッグです。

 

通園カバン、サブバッグとしてはこれが一般的ですね。

キルティング生地と一口に言っても、表地の種類によって呼び名が変わってきます。

薄手のシーチングが表地の場合はシーチングキルト。

キャラクター生地のほとんどは、もともとがオックス生地という中厚手生地。

それをキルティング加工したものだからオックスキルト。

このオックスキルトでできたキルティング生地は特に丈夫で、お値段もお高めです。(^_^;)

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中厚手生地とは

実は中厚手生地、というのは正式名称ではないんです。

比較的厚みとハリがあり、バッグ作りに向いているものを「中厚手」としている場合が多いですね。

市販の生地にはローンやシーチングなどという薄手の生地もあります。

でもこれはさすがにペラッペラすぎてバッグには向きません。

te-tteで「中厚手生地」としているのは、

・オックス生地
・キャンバス生地(帆布)
・リネン、ハーフリネン(綿麻生地)
・ツイル生地

などです。

どれも、1枚でバッグに仕立てるには心もとない厚みです。

te-tteのキットでは、これらの中厚手生地に、中厚手(無地のオックス生地や薄手のデニム生地)を裏地としてお付けしています。

2枚で仕立てるとキルティングにも劣らない丈夫なレッスンバッグに仕上がるんですよ。

そして、こちら↓が中厚手生地(綿麻生地)+中厚手の裏地で作った、中厚手生地のレッスンバッグ。

 

接着芯などは使っていないのでちょっとクタっとしています。

でも強度としては十分ですよ♪

これを押さえた上で、それぞれのメリット、デメリットからレッスンバッグの生地を選んでみましょう!